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わたしの履歴書
JUGEMテーマ:建築

先月、1日も欠かさず新聞の切り抜きをしました。

切り抜いたのは、日本経済新聞の最終ページ。

「日経新聞は、うしろから読む」
という人もいるくらい有名な「私の履歴書」。

先月は世界的な建築家である「安藤忠雄」氏!
3月1日〜31日まで
ちょうど1ヶ月間にわたる31回の長期連載。

その第25回は「連戦連敗」。
内容はこの本について。
RIMG0001.JPG

「私の履歴書」の一部を引用すると、

「本が刊行されると、周囲の友人に「連戦連勝だろう」と冷やかされたが、
彼らは現実を知らない。・・・どんなに力を注いでも、負ければゼロである。
でもそのアイデアは、必ず次の建築の糧になる。そう思ってしつこく挑戦を続け、
連敗の記録を更新する。」

そういえば、「一勝九敗」という著名経営者の本もありますね。
それを上回る「連戦連敗」とは。。

安藤忠雄氏に興味を持ったのが、今から20年くらい前。
今では超有名な建築家ですが、プロボクサーの時代もありました。

1995年の雑誌「太陽」の表紙を見ると。
RIMG0018.JPG

特集・安藤忠雄 「闘う建築のロマン」

さらに、雑誌の上には。
RIMG0024.JPG

「建築家はストリート・ファイターだ」

こんな闘争心むき出しの建築家のすごいところ。。
高校卒業後、大学には行かず(諸事情で行けず)、独学で建築士になったこと!

建築の世界では、大学卒、さらには大学院卒が当たり前の世界。
そんな中で、世界の建築家になるには並大抵の努力ではないと思います。

試合に出なければ(=新しいことに挑戦しなければ)、負けることはない。。
試合に出れば、負ける可能性がある。。

どちらに進むか迷ったとき、安藤忠雄氏のことを頭に浮かべます。

平成バブルがはじけた後。。
リーマンショックが起きた後。。
東日本大震災が起きた後。。

ここ20年間で、何が勝ちで何が負けか、わからなくなってきました。

大勝ちしているような人が、結果は惨敗だった。。
負け続けている人が、結果はいつのまにか微笑んでいた。。

そんな世の中で、目指したいこと。
それは、自分自身に対する「連戦連勝」!
いちばん手ごわい相手は自分自身かもしれません。。

先ほどの連戦連敗の本。
表紙をめくると。
RIMG0008.JPG

安藤忠雄氏のサイン入り。

サインの上に描かれた建物は、おそらくパリの「ピノー現代美術館」。
私の履歴書にも書かれています。
RIMG0006.JPG

この美術館、安藤忠雄氏が国際コンペで当選。
しかし、着工まであと一歩のところで、当局の事情で中止に。。

まぼろしの美術館のスケッチが描かれた安藤忠雄氏の本。
大切にしています。

安藤忠雄氏の「私の履歴書」全31話。
RIMG0030.JPG

読みたい方はご連絡ください。。


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